6月23日、福ちゃんが亡くなりました。
一昨年の夏、娘が東京のごみ箱近くで死にかけていたのを保護して新幹線で連れてきました。
甲状腺に重い病気があり、長い放浪生活で足が悪く、耳もあまり聞こえない状態でした。
これからは幸せに暮らすことを願い、「福ちゃん」と名付けました。
福ちゃんは人に抱っこされるのが好きで、とりわけ食卓で私の膝の上に座って美味しいものをお裾分けしてもらうのがお気に入りでした。
福ちゃんと一緒に暮らした期間は短くても、抱っこする時間は今まで飼った3匹の猫で一番長かったです。
大人しく穏やかな性格の福ちゃんは、顔も次第に穏やかな表情になり、すっかり家ネコになりました。
外では嫌な思いしかなかったのか、家の外に出ようとはしませんでした。
病気のため、食べても食べても痩せていました。
そんな福ちゃんが愛おしかったです。
体調が悪化してからも、買ってきた高価なヘレステーキを貪るように食べるなど強い生命力で頑張りましたが、力尽きました。
もっと長く生きてほしかったが、最後までよく頑張ったよ。
家に来てくれてありがとう。いつまでも忘れないよ。