髙橋修法律事務所

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コロナ禍の国のリーダーの姿

2020.12.12

このところの第3波によるコロナ感染者の増加により、医療現場がひっ迫していることが伝えられている。

コロナ患者の医療に携わる従事者、特に看護師さんは感染リスクにさらされながら患者の介護や病室の清掃までしなければならず、それに見合う待遇を受けていないとのこと。さらに子供が通う保育園などでいわれのない差別を受けているという。大変な状況下で頑張ってもらっている医療関係者の姿には頭が下がる思いで一杯です。

ドイツのメルケル首相が、議会で珍しく感情を表に出し、握り拳を何度も振り降ろし、国民により厳しい措置への協力を必死で訴える感動的な姿がメディアで伝えられている。

一方、日本では、専門家からGoToトラベルを一時停止するよう求められながら、菅首相は「いつの間にかGoToが悪者になってきちゃった」と言ってGoToトラベルを直ぐに止めようとしない。

ウイルス感染の専門家からは、感染には4つの要素があり、人口密度、気温、手洗いなどの個人のコンプライアンスとともに人の移動が関係していると言われているのに、政府はどうしてGoToトラベルを一時的にも止めようとしないのか。

国により感染状況が違うのは分かるが、官僚が書いたメモを見ながら、うつろな目で語る日本の首相と比べて、国のリーダーの姿がこうも違うものかと思うのは誰しも同じである。

 俺の目の方がいいにゃー