髙橋修法律事務所

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ある刑事事件の弁護人

2019.02.21

手術後の麻酔が残っている女性患者にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた男性医師の事件で、昨日、東京地裁は無罪を言い渡しました。(1)女性が麻酔による「せん妄」という状態だった可能性がある、(2)女性の乳首から男性医師のDNAが検出されたが、会話や触診などで付着した可能性があり、DNA鑑定の信用性に疑いがあるとして、犯罪の証明ができなかったというのが判断の理由です。

判決後の被告人と被害を訴えた女性のそれぞれの記者会見を見ると、有罪か無罪かどちらに判断されるか分からない微妙な事件であることが分かります。

それよりも驚いたのが、この事件の主任弁護人をつとめたのが高野隆弁護士だったことです。司法研修所では五十音順に机が並んでいたので、高野さんは私の前の机でした。高野さんは刑事弁護人として有名で、今回新たに選任されたカルロス・ゴーン被告の弁護人にも加わったという人物です。よく質問する学究肌な人という印象はありましたが、髭ずらのこんな有名な刑事弁護人になるとは正直思っていませんでした。

司法研修所の教室では左隣の机には現在東京高裁長官で将来は最高裁長官の本命とも言われる林道晴さん、前の机には高野隆さんがいて、そうそうたるメンバーが隣と前の席にいたことに今さらながら驚きます。

昨日撮影のスーパームーン