犬の飼い主の責任

我が家の愛犬が近所の人に咬みついて大怪我をさせました。飼い主の責任はどうなるのですか。

民法では、動物が他人に損害を加えた場合の動物の占有者や保管者の責任を定めています。被害者から損害賠償請求された場合、飼い主は動物の種類・性質に従って相当の注意をして保管していたことを立証しない限り責任を負わなければなりません。動物から生じる危険は、危険なものを所持しているものが負担すべきであるという一種の危険責任の考え方によるものです。飼い犬が咬みついて800万円の賠償を命じた判例もあります。
 放し飼いしていた犬が開いていた門から外に逃げ出した場合はもちろん、綱をつけて公道を散歩させる場合にも犬が他人に危害を加えないよう犬を操作制御する注意義務があり、保管上の過失を問われることがよくあります。力の強い大型犬などを女性や子供が操作制御することは困難なので特に注意する必要があります。また、咬みついた事故だけでなく、吠えた犬に驚いて人が側溝に転落して怪我をした事故で、動物の動作と損害の発生に相当因果関係が認められ責任を認めたケースもあります。飼い主の注意義務違反の有無は、動物の種類・性質・癖・加害の前歴・緊縛の程度など保管の態様・保管に対する熟練度などを考慮して常識的に判断されることになります。

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